Jw_cadの縮尺についてお探しですね。
広告
Jw_cadで図面の縮尺が合わないときの解決法
図面を印刷してみたら「あれ?サイズが違う!」って経験、ありませんか?Jw_cadを使い始めたばかりの人が一番つまずくのが、この縮尺の問題なんです。
画面では完璧に見えても、いざ印刷したり、データを人に渡したりすると、寸法がずれていたり、文字の大きさがおかしくなったり……。
でも大丈夫!Jw_cadの「用紙と縮尺」の考え方さえわかれば、ちゃんと解決できます。
この記事では、なぜ縮尺がずれるのか、どうやって直せばいいのか、失敗しないためのポイントまで、わかりやすく説明していきますね。
なんで縮尺が合わなくなるの?Jw_cadの仕組みを理解しよう
Jw_cadで縮尺がずれる一番の理由は、このソフトが持っている独特の考え方にあります。
他のCADソフト(例えばAutoCADなど)では、実際の大きさ(1:1)で図面を描いて、印刷するときに縮尺を決めることが多いんです。
でもJw_cadは違います。
「最初に用紙のサイズと縮尺を決めてから、その紙の上に縮小した図形を描いていく」という、昔ながらの製図板に近いやり方なんですね。
だから、途中で用紙サイズを変えたり、違う縮尺の図形をコピペしたりすると、データがバラバラになってしまいます。
「寸法線には1000って書いてあるのに、測ってみたら2000になってる!」なんてことが起きるんです。
もうひとつ、Jw_cadには「レイヤグループごとに違う縮尺を設定できる」という便利な機能があります。
これは、1枚のファイルに1/100の平面図と1/20の詳細図を一緒に入れられるすごい機能なんですが、これが混乱のもとになることも多いんです。
たとえば、1/100のグループに描いているつもりが、うっかり1/50のグループに線を引いちゃった場合。
見た目は調整できても、データとしては2倍の大きさで記録されちゃいます。
つまり、縮尺のトラブルは「全体の設定ミス」だけじゃなくて、「レイヤグループごとの縮尺がバラバラ」なことで起きるケースがとても多いんです。
それから、他の会社からもらったDXFやDWGのデータをJWW形式に変換したときも要注意。
変換のときに単位がミリからインチに変わっちゃったり、読み込むときに変な縮尺が設定されたりすることがあります。
特に「寸法の数字」と「実際の図形の長さ」が合ってない場合は、縮尺を変えるだけじゃ直らないこともあるので、まずは「今の図面がどんな設定になってるか」をしっかり確認することが大切です。
今の縮尺設定を確認する方法
縮尺を変える前に、まず今開いている図面がどんな設定になっているか確認しましょう。
Jw_cadの画面右下を見ると、「S=1/100」とか「S=1/50」って表示がありますよね。
これが今のレイヤグループの縮尺です。
でも、ここだけ見て安心しちゃダメなんです。
Jw_cadは画面下にある[0]〜[F]のボタン(レイヤグループ)ごとに違う縮尺を設定できるので、今表示されている縮尺と、実際に直したい図形が描かれているレイヤの縮尺が違うことがあるんです。
ちゃんと確認するには、右下の縮尺表示をクリックして「縮尺・読取 設定」の画面を開きましょう。
ここで全部のレイヤグループの縮尺を一度に確認できます。
もし[0]グループは1/100、[1]グループは1/50みたいにバラバラだったら、直したい図形がどのグループにあるかで縮尺が変わってきます。
画面下のレイヤグループボタンを右クリックすると、そのグループの表示・非表示を切り替えられるので、どこに図形があるか探してみてください。
それから、「計測」コマンドで実際の長さを測ってみるのも大事です。
ツールバーの「計測」→「距離測定」で、図面の基準になる線(柱と柱の間とか)を測ってみましょう。
もし寸法線に「1000」って書いてあるのに、測定結果が「2000」や「500」になったら、縮尺設定が間違ってるか、図形が変なサイズで描かれてます。
このズレが「2倍」なのか「半分」なのか、それとも中途半端な数字なのかを確認しておくと、後で縮尺を直すときにどうすればいいかわかりやすくなりますよ。
後から縮尺を変えるときの正しいやり方
図面を描いた後で縮尺を変えるとき、一番大事なのが「実寸固定」と「図寸固定」の使い分けです。
ここを間違えると図面が崩れちゃうので、しっかり理解しましょう。
まず、画面右下の縮尺表示(「S=1/100」とか)をクリックして設定画面を開きます。
新しい縮尺を入力するんですが、そのときに「縮尺変更時」っていう項目のチェックボックスが超重要なんです。
実寸固定を使うとき
「実寸固定」は、建物の実際の大きさを変えずに、縮尺だけを変えたいときに使います。
たとえば、1/100で描いた家の図面を1/50の詳細図にしたいときとか、用紙サイズを変えたいときですね。
この設定で縮尺を変えると、画面上の見た目(用紙に対する図形の大きさ)は変わりますが、データとしての長さ(10メートルの壁は10メートルのまま)は変わりません。
基本的には、縮尺を変えるときの9割以上はこの「実寸固定」を使うと覚えておいてください。
図寸固定を使うとき(注意!)
「図寸固定」は、用紙上の見た目の大きさを変えずに、縮尺の定義だけを変える特殊な設定です。
これは「本当は1/50で描くべきなのに、間違えて1/100の設定で描いちゃった!」みたいな、設定ミスを帳消しにするときに使います。
この設定を使うと、見た目は変わりませんが、データとしての実寸が変わります(1/100から1/50に変えると、実寸は半分になります)。
意味がわからずにこれを選ぶと、せっかく描いた図面の寸法が全部狂っちゃうので、普段は使わないようにしてくださいね。
縮尺変更のチェックポイント
– **実寸固定**:図形の実際の長さを守る。
用紙での見た目は変わる。
普通はこっち!
– **図寸固定**:用紙上の見た目を守る。
実寸データが変わる。
ミス修正のときだけ使う
– **文字サイズ変更**:チェックを入れると、縮尺に合わせて文字も自動調整される。
基本的にはチェックを入れよう
印刷で縮尺が合わないときの対処法
画面では正しく設定できてるのに、印刷すると縮尺が合わないってこともよくあります。
これは、プリンターの設定で「用紙サイズに合わせて印刷」とか「フィットページ」みたいな機能がオンになってることが原因です。
こういう設定がオンだと、CAD側でどれだけ正確に1/100を設定しても、プリンターが勝手に97%とかに縮小しちゃいます。
正確な縮尺で印刷するには、必ず「100%」か「倍率指定なし」で出力するように設定を確認してください。
文字サイズのバランス調整
縮尺を変えた後、寸法線の数字や文字の大きさがおかしくなることがあります。
縮尺を変えると図形は拡大縮小されるけど、文字のサイズ設定がついてこないことがあるんです。
これを防ぐには、縮尺変更のときに「文字サイズ変更」にチェックを入れるのが効果的。
それでもバランスが悪い場合は、範囲選択で寸法値だけを選んで、属性変更から文字種(文字サイズ)をまとめて変更しましょう。
特に、違う縮尺の図面を1枚の紙にまとめるときは、それぞれの文字サイズが見た目で統一されるように、個別に調整するのが読みやすい図面を作るコツです。
レイヤグループ間でコピーするときの注意
縮尺の違うグループ間で図形をコピペするときは要注意!貼り付けるときに「作図属性」の設定を確認しないと、変なサイズで貼り付けられちゃいます。
貼り付けコマンドを実行中、画面上部に「倍率」や「作図属性」ボタンが表示されるので、「元データの縮尺を保持する」のか「貼り付け先の縮尺に合わせる」のかをちゃんと選びましょう。
これらのポイントを意識するだけで、縮尺のトラブルはグッと減らせます。
無駄な修正作業の時間も大幅に短縮できるはずなので、ぜひ試してみてくださいね!
広告
